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2018.12.10
ブログ
RPAコンサルティング
こんにちは。
RPA FUKUOKA LAB.の橋本です。
今回は、RPAをスムーズに現場に導入するにはどうすればよいか?について、私の経験を踏まえ考えてみます。
RPAを導入するうえで、毎回立ち向かっている壁があります。
それは、「いつからスタートするか」です。
人は欲張りな生き物でして、「出来ることならあれもこれもロボットにやらせたい!」と考え、機能要件をどんどん追加したくなるものです。
そうなると当然、”要件定義までの時間が延びる”ことになります。
更に、これに比例してシナリオ設計(エラー処理含む)が増えたり、動作検証にかかる時間が増えたりと、導入コストが想定を上回ってしまい、予算オーバーで頓挫ということになりかねません。
当ブログをご覧の皆様も、同様の事象に遭遇してしまったことがあるのではないでしょうか。
上述した導入障壁にRPA FUKUOKA LAB. ではどのようなアプローチを試みているのか、その一例を紹介します。
例1.「いつからスタートするか」に重点を置き、それまでに設計・テストまで完了させることが出来そうな業務をRPA化する。
メリット:いち早く、低コストでRPAの恩恵にあやかることが出来る。
デメリット:本当に実現したい業務のRPA化が先延ばしされる可能性がある。
例2.RPA化したい業務を分割し、複数のロボットを用意する。
メリット:1ロボットあたりの設計・テストがシンプルになる。
デメリット:実行スケジュール管理・メンテナンスが増える。
社内にRPA導入の機運をもたらすためのポイントとして、
上記3点を意識していただければ、業務の一角にスムーズにロボットを迎え入れられることと思います。
「RPAを導入したいが構築できる人がいない」「オペレーションが変更されたが改修できない」等のお悩みをお持ちの方、弊社でも導入サポートを行っているのでお気軽にお問い合わせください